天日干し葡萄完成

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今年の干し葡萄つくりの研究が終わった。
今までは雨に祟られどうしてもオーブンのお世話になったが、ようやく好天に恵まれ、純粋干し葡萄が完成した。
作り方は、藤稔、ピオーネ、巨峰の熟したものを水洗いした後、1粒ずつばらしてそれを皮を剥いて天日にザルで干す。途中で種子があるモノは除く。
大体4日間の晴天があれば完成する。今回は途中曇天があったので5日間干した。

なお、皮付きの干し葡萄を作る場合は、皮を少なくとも三分の一程度は剥いて(出来れば成り口から頂点に向かって一部を剥ぐ)干すのが良い。そうしないと乾燥が遅く途中で変色してしまう。この場合乾燥に1週間程度かかるが、見た目が少し黒っぽくなる以外、味はむしろ深みが出る。
天日干しの場合、最初の2日間には晴天で干すのが肝要、そうでない場合はオーブンで乾燥させないと葡萄菌によってかびてしまう。晴天の場合、特に夜取り込む必要はない。材料は皮を剥く関係で大きな粒が好ましく、藤稔は向いていると思う。

写真は、

干して5日目のザルの様子、ものすごく小さくなる事が見えます。下は干しブルーベリー。意外と噛むと甘くていけますよ。

完成した干し葡萄。今回は色も中々良い。少量。味は極上。

干し葡萄のふるさと、高層ビルとブルーベリーのある風景。

高層ビルの谷間に沈む太陽。