接ぎ木

今日は雛祭り。ブルーベリー接ぎ木の適期です。
今までいろいろ試しましたが、今頃が丁度台木と穂木の活性が合うようです。穂木は現場採りでそのまま接ぎます。
昨年高接ぎして1本しか成功しなかった台木に再度複数穂木を接ぎ木しました。
今回留意したのは、接ぐ位置を出来るだけ下げたこと、穂木には3芽残しとしたことです。
出来るだけヒコばえの発生を防ぐのと更新時に新しいシュートが出やすい長い穂木部分とするためです^^
 
 
接ぎ木道具一式^^
 
イメージ 1
 
穂木は昨日採ってきました。
明日の分も。
 
イメージ 4
 
台木からはシュートが伸びています。
これを切って、そこを接ぎます。
 
イメージ 5
 
出来あがり
最上部は昨年成功したもの
 
イメージ 6
 
今日は4鉢完成させました。伸びているのは昨年接いだ部分
明日は会社に置いてある1年生台木(ポット苗)に接ぎ木します^^
 
イメージ 7
 
 
PS
会社の1年生台木に20鉢を接ぎ木しました。
三分の一ぐらいは成功して欲しいですね^^
 
接ぎ木テープnewメデールは伸ばして使います。まず三分の一ぐらいのところを引き延ばし、
それを穂木と台木の結合部に伸ばしながら巻いて行きます。
片方を巻き終わったら、次にもう一方を伸ばしながら反対周りに巻きます。
この時穂木と台木の接触を強めようと引っ張り過ぎると切れてしまいますので、その場合は糸状にして巻きつけて行きます。
ただ台木との接触は基本的には削り方が問題で、必要以上に締め付けると穂木や台木の樹皮部分を圧殺してしまいますから、メデールが切れない程度で巻くべきでしょう。
なお、芽にメデールをかける場合、1回(一重)で十分ですね。
要するに雨水の侵入防止が目的ですから。
居接ぎでも同じですが、台木を根洗いして揚げ接ぎにすると上手く巻けます。
 
 
 
春の花も動き出しています。
 
イメージ 2イメージ 3