ジャガイモ栽培、種芋の何倍収穫の謎

ジャガイモを作る時、よく出来ると種芋の20倍だったとか、いや40倍だよ!と言って自慢しあいますが、農作物は通常、反当たりいくら採れると言うように、作った面積で収穫量は競います、
 
ジャガイモ(馬鈴薯)の全国統計を見ますとやはり10アール当たりの表示になっており、10a当たり1200キロから2300㎏と言うのが全国平均のようです。
 
しからばこれを種芋の何倍と言う図式に当てはめるとどうなるでしょうか。
例えば10a(1000㎡)の百分の一10㎡当たりとしますと、プロは10㎡当たり12~23㎏を収穫していることになります。
12~23㎏収穫する10㎡に種芋を1㎏使えばそれは12倍から23倍を収穫したことになります。
しかし、10㎡に例えば33gの種芋を使ったとして1㎏ならば、30個の種芋を植えたことになりますが、種芋が30個では10㎡では1個当たりの面積が0,3㎡、つまり株間33センチ間隔で畝間は1mと言うことになります。これが40gの種芋なら1個当たりの面積が0,4㎡、40cm間隔、、50gなら0,5㎡、50cm間隔ということになります。
通常畝間はもっと狭いと考えられますので、このことから実際の種芋使用量は10㎡当たり1㎏以上であることは間違いないでしょう。
つまり、プロでも種芋1個当たりの最高収量は最大に見積もっても23倍以下しかないと言うことになります(^^
 
通常我々が植えている株間隔30cm、畝間70cmですと一種芋の専有空間は0,2㎡です。
そうすると、プロが作っているのは12~23×2/3、つまり8~15倍と言うところです。
ですから種芋の8~15倍出来ればプロ並みという訳です。
 
問題は、10㎡当たり何キロ作るか、23㎏以上作ってプロを超えられるかどうか、とういうことだと思います。
私は50㎏を目ざします(^^
 
今日はジャガイモに土寄せ(追肥)と綱で支柱をしました。
蔓(茎)ボケは多肥のため避けられません。
 
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作業はかなり腰に来ました。
葉っぱが繁って土に埋まったり踏んだりしますので、じゃが芋も傷みましたが。
 
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アンデスレッドは土寄せが少し遅かったですね。
あっという間に伸びていました。多分2段の綱張りが必要だと思います。
 
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