玉ねぎのとう立ち

玉ねぎを植えて2カ月が経過し、春に向けての追肥の時期が来ました(^^
 
玉ねぎ栽培は大きくなったらなったで、小さいと小さいで、それなりに心配が有ります。
出来るだけ多収を狙うと、必然的に起こるのがとう立ちの心配です。
とう立ちは、種子の早播き、太らせ過ぎ、そして植え付け時期が早過ぎる場合(越冬以前に苗が大きくなり過ぎること)、そして追肥の多寡(多過ぎると太り過ぎ、少ないと花芽分化が起こるという説あり)等が可能性として指摘されています。
又その年の気候だとか苗の品種が大きいと言う意見もあります。
 
私の玉ねぎも幸い消えることなく順調に育ってきましたが、ちょっと大きくなり過ぎじゃないかと言うような苗もありますので本格的にとう立ちの心配をしなくてはならないかもしれません。
太さだけで言えば、間違いなくとう立ちの条件に合致しているからです(^^
 
昨年の経験(晩生種で10%ほどのとう立ち)では、早生品種はとう立ちが少なく晩生になるほど私の畑ではとう立ちが出ました。
今年も昨年とほとんど同じ時期に同じ作業をしていますので、もしより多くのとう立ちが出れば、その一番の原因は昨秋から早春までの気候と言うことになります。
 
今後どうなるか楽しみでもあり、怖くもあります(^^
 
 
 
購入苗の早生品種ソニック
10月29日に植えました。
もし品種に関係なくとう立ちが起こるとすれば第一候補だと思います。
苗の立派さ、植え付け時期、現在の太さが標準6,7ミリをはるかに超えています。
五葉から六葉に移行中です。
 
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その次が中生アトンでしょうか。
植え付けは11月13日、播種は9月17日です。苗床に硫安水を2回やったので若干大きくなり過ぎで植えるのを1週間早めました。分株が見られます。
 
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極早生品種は苗が小さかったのですが、ここにきて追いついてきました。
 
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アトンと左がうま玉グルメですが、太さはあんまり変わりません。
四葉から五葉に移行中です。
 
 
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上の畑全体。
ソニックを除き、ほとんどの品種が変わらない太さと大きさの様な感じです。
手前は千紅1号
 
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とう立ちの条件にかなり合致するような気がしますね(^^
もし、今年とう立ちが20%以上あれば、反省点として
1、苗に硫安水を使えば、彼岸ごろに播種すれば、植え付ける頃には十分な太さになる
2、植え付けは11月下旬でも十分に活着する。
3、購入苗は11月以降に買う。