桃の剪定

今日は葡萄に続いて、桃の剪定をしました。
果樹の剪定では一番の大モノです。
これを今日は成し遂げましたので、剪定も山を越えたような気がします(^^
と言っても、始めた時は切り方が甘く、まだだいぶ不要な小枝が残っています。
 
葡萄の剪定の後に桃の剪定でしたので気が付いたのですが、桃の枝の切り方も葡萄と同じく2芽残しというのと、10芽残しという原則でやると、非常に能率が上がります。
原則が有ると迷いなく切れます。
小枝や細い枝は原則二芽残し(正確には生え際の1芽)で枝際で切り落とします。二芽残せば主幹枝に残す花芽に適当な実がつかなくても、保険としてこの小枝の基部になったのを残せますから。
桃をならせたい枝は原則10芽残して切ります。太いのは枝分かれしている部分で切り落とします。
5芽目ぐらいの花芽に実をつけさせる狙いです。
こういう原則に従って切ったのですが、今年は夏季剪定を施してありますので、大枝切りはやりませんでした。
夏季剪定ではどの枝が日陰を作るかが解り易いので、満遍なく花芽をつけさせるには中々いい方法のようです、少々のふと枝も切れますし、おまけに冬季剪定が楽です。
独眼流の桃の剪定方法を実験してみました。
 
5本植えています
日川白鳳(早生)、なつっこ、夢あさま(中生)、一宮水密、くにか(晩生)。
他に白麗も植えましたが、超晩生で収量が悪いので切りました。
 
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もう少し枝を綺麗にしたいです。
細かいところまで掃除しないと病原菌が越冬します。
 
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今年は消毒して、多収穫までもって行きたいですね。
特に晩生種は病虫害の餌食になってしまいます。
 
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桃の病気は宿葉病、そして実が腐る灰色かび病です
害虫はまずアブラムシ、そして実を齧って変形させるカメ虫、ゾームシ、そしてコガネムシです。
害獣としてうちの畑には狸、害鳥はカラスです。
無傷で収穫に至るのは至難の業なのです。
 
剪定前、
桃は枝の出がすごくてかなり切り詰めます。
 
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