倍体エビネ苗
遂にエビネ熱が昂じて、小さな苗を買いました。
これらの苗は来年開花するモノとは違い2~3年は栽培しないと花は咲きません。
小さな苗で葉芽がようやく出てきたという感じで、この葉芽が大きくなればもしかして再来年の春に咲く可能性が有ります(^^
約80本植えましたが、4種50本とおまけ苗30本です。
いずれもコオズ系ですが、薩摩系やイシヅチ系が交配親になっている倍体苗です。
興味が湧いたのは兜咲きというのとコオズ系に他系統を掛けて倍体エビネを作っていることでした。
私自身は交配増殖は計画外なので、一応他人の交配したものから、どんな花が咲くかなあ?という興味を満たそうとしている訳です。
交配種は親の持つ遺伝子がいろいろな形で出現しますので、同じ親から生まれた苗でも個別は千差万別ですから、同じ品種がいくらあっても殆んど同じモノは有りません。
倍体交配親を使った場合、子も4倍体か3倍体になる可能性が有ります。恐らく3倍体を作出するのがこの作出者の狙いではないでしょうか。
これでベランダの分も70本位になりましたが、来春咲くのは10株ほどです。
これが兜咲きの親です。
父親は倍体コオズです。
コオズ系は紫色に特徴が有り、匂いが良いモノも多いです。
同じ倍体コオズ系の父木です。