高級ブルーベリージャム作り

冷凍庫が一杯になってしまい、ブルーベリーは加工する以外はなくなりました。
今年は追肥の効果かどうかは解りませんがブルーベリーが全て大粒になったようです。
一番驚いたのは前回の写真で写っていたブルースターです。
これは自根の苗を和歌山(井戸園芸のオリジナル)から買って育てたモノなんですが最初はこんな美味しくないものはそのうち植え替えようと思っていたんですが、年々美味しく大粒になってきました。
又標準品種であるブルークロップも大粒品種になっています。
現在摘み取っているのは、ネルソン、ミーダー、ヌイ、ブルークロップ、セーラですがどれもヌイやセーラのように大粒です。福田さんが強剪定すると大粒になると仰ってましたが、私は大粒の極意は施肥に有ると思います。
 
話がそれましたが、今回はそういう大粒のハイブッシュ完熟果を使って作るジャムです。
いずれも生食でとても美味しいのですが、これでジャムを作ると高級品が出来るのではないか、そういう発想です。
 
まずは原料、
厳選した完熟果です
 
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大粒です
 
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鍋に掛けます、ブルーベリーをそのまま煮込みます
 
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煮立ってきましたので、これに砂糖を入れて20分ほど煮て水分を飛ばします
アクは十分に取り除きました。
レモン実を垂らして瓶詰めします。
 
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12個が出来ました。
味は高級そのもの、まるでブルーベリーエキスだけを凝縮したようなジャムです。
ジャムと言うより固形化した原液と言った感じです。
 
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早くラベルが出来んのかな(^^
 
今後、一瓶か二瓶を御使い物に入れて使おうかと思います。
 
 
PS
 
ノーザンハイブッシュの完熟果をジャムにする場合、気をつけないといけない点がなん点かあります。
一番大事なことは、みずみずしいブルーベリーは水分過多でジャムが水っぽく成り易いですから30分以上煮詰めて、水分を飛ばす必要が有ります。もちろん粒の原型は留めることはできません。
次に甘過ぎる品種ばかりだとジャムが固まらない可能性が有ります。尻の赤い未熟品も一緒に炊く必要が有ります。ポン酢を少し煮詰め終わって垂らすのが良いです。
そして最後は砂糖の量です。20%も入れれば十分に甘いです。私は念のために30%入れましたが50%も入れると本来のブルーベリーの味、香りが損なわれるような気がします。