大根いろいろ

今年は大根を4種類作りました。
寒職人、市販大根、三浦大根、聖護院ダイコンです。
しかしいずれも密植栽培であんまり大きくなっていません。
最近大根作りは長期間多く収穫しようと思って、密植して太くなったモノから順次収穫しているからです。
普通の大根はもう2番採りの大根ですが、聖護院と三浦大根は初めて収穫しました。
 
前が普通の大根、すでにほとんど収穫しました
奥が三浦大根
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手前から寒職人、三浦大根、聖護院ダイコンです。三浦大根は下の方が太いです。
聖護院大根は聖護院カブとは違うのかと思ってましたが、同じのようです。
あんまり太ってないのは播種が遅かったせいかもしれません。
 
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最後のカリフラワーを収穫しました。
虫に食われてあんまり大きくなりませんでした。
 
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PS
BUTTYさんに教えてもらいましたので調べて見ました(^^
 
 
聖護院かぶら」はカブの一品種、「聖護院大根」はダイコンの一品種。
カブとダイコンは植物学的には全く別種です。

和名:カブ(蕪)、古名:スズナ(菘)、漢名:蕪・蕪菁
英名:turnip、仏名:navet
分類:アブラナアブラナ科 アブラナ属、学名:Brassica rapa
原産地:地中海沿岸~西アジア

和名:ダイコン(大根)、古名:オオネ、スズシロ(蘿蔔)
漢名:蘿蔔、英名:radish, daikon radish, Japanese radish、仏名:radis
分類:アブラナアブラナ科 ダイコン属、学名:Raphanus sativus
原産地:中央アジアなど諸説あり

ダイコンは長ダイコンが一般的ですが、丸ダイコンも多数あります。桜島大根や聖護院大根はその代表例。
カブは丸カブがほとんどですが、大根のような長カブもあります。
長カブ http://www2.nature-n.com/nneog/eye/wkly_rep_j?re …

カブとダイコンの見分け方。本体の見た目で区別できない場合は、葉っぱの形が決め手になります。
葉に鋭い切れ込みがあるのがダイコン、切れ込みのないのがカブです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F: …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F: …

ついでに、野沢菜はカブの葉っぱです。天王寺カブが信州の気候風土で葉っぱのほうが立派になった変種。
 
かぶらは蕪だから大根とは違います。
形はほとんどまん丸、葉のぎざぎざは三角に近い。
実は柔らかで、味も癖がない、漬物は簡単につかる。
煮た場合は早く柔らかくなる、生では食べない。

大根は聖護院の丸大根でも少し長いし、首が青くなる。
葉は茎の付け根まで切れ込み形は形容しにくい。
蕪に比べれば少しごついが煮た場合はそれが美味しい。
カクテキにはなるが千枚漬けにはあまりしないなあ。
味がしみこみにくい、大根おろしなど生で食べて美味しい。
 
 
 
見た目と違い中身は全然違うんですね(^^