千振と寒ワラビ

 千振と寒ワラビが山川海人さんから届きました(^^
全国の山野に自生するとモノの本には書いてありますが、どちらも見るのは初めてです。
 
 千振はその名の通り、千回振り出してもまだ苦いというまさに苦みの王者です。煎じて飲めば胃の薬と言うのは有名ですが、有名な割に実物の認知度は今一で、多分誤解を受けていると思います。
今は「激辛」が時代の流行りですが、万一苦みが流行るような時代が来たら、このセンブリこそ時代の寵児になること請け合いです。でもその時代が来るかどうか判りませんが、あんまり当てにしないでひっそりと栽培するのがセンブリの正しい栽培方法のような気がします。
 
 それほど可憐でひっそりと咲く花です。でもその一輪ごとの清楚な美しさは例えて言うならば雪割草と同等もしくはそれ以上と言えるでしょう。雪の下から生まれれば世に喝さいを浴びた筈なのに、ただその苦みの方が有名なのは、これまたなんと不公平で恵まれない花でしょうか。しかもその薬効我が国の世界に冠たるスーパーハーブなのにもかかわらずです。
こういう花にこそ光を当てる!山川海人さんの面目躍如ですね(^^
 
センブリの花4本と寒ワラビ2本
 
 
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センブリの花
実をつけるかな?
 
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一輪一輪は綺麗な白と赤い筋が有ってとても清楚な花です。
自然の群落ならきっと雪割草やカタクリのように綺麗だろうと思います。
 
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寒ワラビ
秋にワラビの種?、
 
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葉っぱはワラビの葉っぱを縮小した感じです。
 
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山川海人さん、ありがとうございました。