鉢植えと地植え

まさたんさんのブログでティフブルーの評価を各人がしていたが、ティフは評価が両極端である。その原因を考えてみるに私は鉢植えと地植えの差ではないかと推測してみた。
私は今年6年生(8年生と思っていたが計算違い)の地植えのティフブルー2本から美味しいBBを10キロぐらい収穫した。いずれも2,5m以上の樹高である。一方垣根にしている3年生のティフブルー(高さ1,5mぐらい)はそれほど美味しくもなく実も小さかった。
このことから、ティフブルーは5年生以上で樹が2,5mぐらいになって始めて本来の味が出るのではないかと言う仮説を立ててみた。
もちろんそれより若くて小さくても、地植えでなくても、肥培管理の方法によっては美味しい物が出来るかもしれないが、普通に栽培すればそういう性格がテフブルーなのではないかと想像する。
ティフブルーが美味しいと評価する人は概ね地植えの人と思う。
そういう目で見ると同じRE系でも非常に背が高くなるものと割と小さめの樹種が有るような気がする。
パウダーブルーとかブライトウエルなどは美味しい品種だが割合コンパクトである。
このことから、
鉢植えの場合、どうしても樹高や根系を制限する必要があるが、この場合その樹種本来の味を求めようとすれば出来るだけコンパクトな品種の方が良いのではなかろうか。これはRE系だけでなくハイブッシュにもいえることのような気がする。一方ハーフハイブッシュに属する品種は管理の行き届く鉢植えで本来の味が出しやすい、といえるのではないだろうか。
ティフブルーの評価をめぐっての各人の評価が余りにも違うので、地域性や栽培管理方法だけでない以上のような何か別な原因が有るような気がしています。