2年生の主幹の形成(レカとミスティー)

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昨秋に買った1年生苗の育成における地際からのシュート(徒長枝)の完成順序は、
1、シュートの発生(一次成長)
2、順調に徒長約80cm
3、分枝(11本、レカの場合)(二次成長)
4、分枝で出た枝が更に枝分かれ各2~3本ずつ(三次成長)下部の枝は成長ストップ(7月末現在)
5、最終的な枝の総数21本先端優先。
6、枝の先端に花芽の形成、当年枝の成長ストップ
  (6は予想)

レカとミスティーを比較するとレカの方が枝の出し方がスムース。成長の時期的なズレが10日ぐらい。
どちらも3次成長で今年最後の枝が出ている
今までは2年生苗として70~80センチの単幹苗を喜んで買っていたが、この成長の記録を見れば1年生苗で十分であると言う事が判る、どころか2年生苗は生育空間と根鉢の大きさによって成長が抑制されているからむしろ翌年は返って成長が悪いということすら有り得る。特に前年に結実させたような苗は翌年の芽出しが遅れるのでこのようなシュートの発育はさせられない可能性が大きい。苗屋は単に1年生苗の売れ残りを2年生として売ってるに過ぎず、むしろ1年生苗の生長が思わしくないので2年生が丁度1年生ぐらいの大きさでしかない、そんな事が偲ばれる。
単なる苗を1年生とか2年生とか呼ぶ方がおかしいのではないか。苗、成木(若木)と言う区別にすべきだ。苗はあくまで苗であり、それは正常かそれ以外しかありえない、只規格寸法と言う概念を持ち込めば20センチ以下の苗か、あるいは60cm以上の苗か、3種類ぐらいには分類できるかもしれないが地際での幹の太さもあわせて表示しないと不親切かもしれない。2年生で成木になりうる以上、苗木の1,2年生表示はやめるべきだし、ましてや3年生など有ろうハズも無い。
写真は
レカ、ミスティーの全体と分枝の様子。